专利摘要:
内燃機関の燃料噴射システム(1)のためのポンプユニット(3)であって、ポンプユニット(3)は、燃料フィード回路(2)に沿って配置されていて、前フィードポンプ(4)と、ポンプ本体(16)を有した高圧ポンプ(5)と、前記ポンプ本体(16)に接合されたフランジ(18)とを有しており、前記フィード回路(2)は、前フィードポンプ(4)のフィード分岐路(9)と送出分岐路(10)とを有している形式のものにおいて、前フィードポンプ(4)のフィード分岐路(9)と送出分岐路(10)とが少なくとも部分的に、高圧ポンプ(5)のフランジ(18)内に形成されている。
公开号:JP2011513622A
申请号:JP2010548043
申请日:2009-01-21
公开日:2011-04-28
发明作者:マグローネ ジャンカルロ;メドロ ネロ
申请人:ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh;
IPC主号:F02M37-14
专利说明:

[0001] 本発明は、内燃機関の燃料噴射システムのためのポンプユニットに関する。]
[0002] 特に、本発明は、内燃機関の燃料噴射システムのためのポンプユニットであって、該ポンプユニットは燃料フィード回路に沿って配置されていて、高圧ポンプと、高圧ポンプに前フィードするためのポンプとを有する形式のものに関する。高圧ポンプはポンプ本体と、該ポンプ本体に接合されたフランジとを有している。]
[0003] フィード回路は、前フィードポンプのためのフィード分岐路と送出分岐路(delivery branch)と、燃料タンクと、燃料フィルタとを有している。フィード分岐路はタンクを前フィードポンプに接続しており、送出分岐路は前フィードポンプを高圧ポンプに接続している。]
[0004] 種々様々な自動車メーカーによる要求及び構造の選択に応じて、燃料フィルタはフィード分岐路又は送出分岐路に沿って配置されている。]
[0005] 燃料フィルタが送出分岐路に沿って配置されている場合、フィード回路は、前フィードポンプをバイパスするためにフィード分岐路と送出分岐路とを直接接続するバイパス分岐路と、バイパス回路に沿って配置された過圧弁とを有している。このバイパス回路により、送出分岐路に沿って存在する過剰な圧力をフィード分岐路に放出することができ、燃料フィルタの損傷を回避することができる。]
[0006] 燃料フィルタがフィード分岐路に沿って配置されている場合、前フィードポンプはバイパス回路と、関連する過圧弁とを必要としない。]
[0007] 従来技術によれば、送出分岐路と、フィード分岐路と、バイパス分岐路とは、設けられているところで、少なくとも部分的に前フィードポンプの内側に形成されている。]
[0008] 結果として、前フィードポンプの大規模な生産では、所定の送出特性及び異なる圧力を有する各前フィードポンプの各モデルのために、送出分岐路に沿って配置されたフィルタとバイパス分岐路とに接続するための第1の前フィードポンプの構成形式と、フィード分岐路に沿って配置されたフィルタに接続するための第2の前フィードポンプの構成形式とを準備しなければならない。]
[0009] 換言すれば、所定の送出特性を有した各前フィードポンプのモデルは、種々異なる自動車メーカーの要求に適合させるために少なくとも2種の構成形式で製造されなければならない。]
[0010] しかしながら、モデル種類の増加やモデルの複数のヴァリエーションは、前フィードポンプ製造メーカーにとって、前フィードポンプの製造、保管、供給コストの増加となる。]
[0011] 本発明の課題は、従来技術の欠点を解消することのできる、上述した形式のポンプユニットを提供することである。]
[0012] この課題を解決するために本発明の構成では、内燃機関の燃料噴射システムのためのポンプユニットであって、ポンプユニットは、燃料フィード回路に沿って配置されていて、前フィードポンプと、ポンプ本体を有した高圧ポンプと、前記ポンプ本体に接合されたフランジとを有しており、前記フィード回路は、前フィードポンプのフィード分岐路と送出分岐路とを有している形式のものにおいて、前フィードポンプのフィード分岐路と送出分岐路とが少なくとも部分的に、高圧ポンプのフランジ内に形成されているようにした。]
[0013] フィード分岐路と送出分岐路とが、少なくとも部分的にフランジ内に形成されているので、フィード回路の種々様々なヴァリエーションをフランジ内に形成することができる。この場合に問題となるフランジは、前フィードポンプの比較的複雑ではない構成部分であって、ポンプユニットの各モデルのための異なるヴァリエーションと共に簡単に生産することができ、結果として、上記欠点を大幅に減じることができる。]
[0014] 本発明のさらなる詳細、特徴、利点は、図面につき行う以下の実施例の説明によりさらに明確にわかる。]
図面の簡単な説明

[0015] 本発明のポンプユニットを備えた内燃機関の燃料噴射システムを、明瞭にするために一部省略して概略的に示した図である。
図1の前フィードポンプの詳細を、明瞭にするために一部省略して示した拡大立面図である。] 図1
[0016] 図1には、符号1で、内燃機関の燃料噴射システムの全体図が概略的に示されている。噴射システム1は、内燃機関(図示せず)に燃料を圧送するための回路2と、コモンレール(図示せず)に燃料を圧送するための前フィードポンプ4と高圧ポンプ5を備えたポンプユニット3とを有している。] 図1
[0017] 噴射システム1は一連の、タンク6、吸い込み燃料から水を分離するための前フィルタ7、前フィードポンプ4、高圧ポンプ5、燃料フィルタ8を有している。]
[0018] 回路2は、タンク6を前フィードポンプ4に接続するフィード分岐路9と、前フィードポンプ4を高圧ポンプ5に接続する送出分岐路10とを有している。前フィルタ7は吸い込み分岐路9に沿ってタンク6と前フィードポンプ4との間に配置されており、燃料フィルタ8は送出分岐路10に沿って配置されている。]
[0019] 回路2は、高圧ポンプ5をコモンレール(図示せず)に接続する高圧送出分岐路11と、前フィルタ7の下流にフィード分岐路9に沿って配置されたチョーク12とを有している。フィード分岐路9は手動ポンプ13に接続することができ、手動ポンプ13は、前フィードポンプ4及び高圧ポンプ5を始動させずに、噴射システム1の回路2に燃料を充填する機能を有する。]
[0020] 前フィードポンプ4は、ポンプ本体14と、ポンプ本体14内に設けられたポンピングステーション15とを有している。]
[0021] 高圧ポンプ5は、ポンプ本体16と、ポンプ本体16内に設けられたポンピングステーション17と、ポンプ本体16に接合されたフランジ18と、シャフト19とを有している。シャフト19は、一点鎖線によって概略的に示されており、ポンピングステーション17とポンピングステーション15とを操作する機能を有している。実際には、フランジ18とは反対の側で、ポンプ本体14は、ポンプ本体16に接合されている。]
[0022] 回路2は、バイパス分岐路20を有しており、該バイパス分岐路20は2つの平行な分岐路21,22を有している。これらの分岐路21,22は、並列に配置されていて、フィード分岐路9を送出分岐路10に接続していて、フランジ18にポンピングステーション15と並列に配置されている。分岐路21には過圧弁23が配置されていて、分岐路22には、過圧弁23とポンピングステーション15とに並列でバイパス弁24が配置されている。]
[0023] 過圧弁23は、前フィードポンプ4によって圧送された余剰燃料を、即ち、送出分岐路10内の燃料圧が所定の値、例えば10barの範囲の値を超過した場合に、フィード分岐路9を介して放出するように調整されている。]
[0024] バイパス弁24は、初期使用のために噴射システム1を準備する間、フィード分岐路9内の燃料圧が所定の値となった場合に、ポンピングステーション15をバイパスするように調整されている。実際、新たに製造された内燃機関の始動前には、噴射システム1の構成部分を含む内燃機関の全ての部分に燃料が充填される必要がある。この燃料は、使用中に交互に動く部分を潤滑する機能も有する。]
[0025] この目的で、フィード分岐路9は、前フィードポンプ4と高圧ポンプ5を始動させずに、噴射システム1の回路を充填する機能を有している手動ポンプ13によって供給される。]
[0026] 図1に概略的に示したように、フィード分岐路9の部分と、送出分岐路10の部分と、過圧弁23及びバイパス弁24を有したバイパス分岐路20全体とは、ポンプユニット3内に配置されている。] 図1
[0027] フィード分岐路9と送出分岐路10とは、ポンプユニット3全体に沿って延びていて、フランジ18と、ポンプ本体16と、ポンプ本体14とを通っている。]
[0028] 送出分岐路10は、フィルタ8を通過した後、再び、フランジ18とポンプ本体16とを通過し、高圧ポンプ5に、特にポンピングステーション17に供給する。]
[0029] 図2に示したように、フランジ18は、シャフト19(図2には図示せず)に回転可能に支持されるように構成された摩擦ベアリングと、チョーク12を有していてフランジ18の外側のフィード分岐路9の部分を接続するのに適したコネクタ25と、フランジ18の外側の送出分岐路10の部分を接続するためのコネクタ26とコネクタ27とを有している。] 図2
[0030] フィード分岐路9は、図2の図平面に平行な孔28と図2の図平面に対して垂直な孔29とに沿って部分的にフランジ18の内側で延びている。] 図2
[0031] 送出分岐路10は、部分的にフランジ18の内でコネクタ26まで、図2の図平面に対して平行な孔30と、図2の図平面に対して垂直な孔31とに沿って延びている。孔30,31は、コネクタ26の近傍に配置されている。] 図2
[0032] 送出分岐路10は、部分的にフランジ18の内でコネクタ27まで、図2の図平面に対して垂直な孔32に沿って延びている。] 図2
[0033] バイパス分岐路20は、図2の図平面に対して平行な孔33,34,35,36,37に沿って完全にフランジ18の内側で延びている。] 図2
[0034] フィード分岐路9の孔28は孔33に交差しており、孔33は孔34に交差しており、孔34は孔35,36に交差しており、孔35,36は交互に孔37に交差しており、孔37は送出分岐路10の孔30に交差している。]
[0035] 孔35,36はそれぞれ、過圧弁23とバイパス弁24とを収容している。]
[0036] 構造的な観点から過圧弁23とバイパス弁24とは類似しており、それぞれ閉鎖部材38と、ばね39と、閉鎖部材38を支持するための円錐台形状の座部を備えた環状部材40と、ばね39を支持するための環状部材41とを有している。]
[0037] 実際にはバイパス弁24は、過圧弁23とは反対方向に向けられて取り付けられた過圧弁である。]
[0038] 孔28,30,33,34,35,36,37はフランジ18の側面42,43を貫通穿孔するために使用されるドリルビットによって成形され、これらの孔は、これらの側面42,43において栓(図示せず)によって閉鎖される。]
[0039] フランジ18は、図2の図平面に対して垂直な孔44を有しており、これらの孔はねじ(図示せず)を介してポンプ本体16とフランジ18を組み立てるために使用される。] 図2
[0040] 図面につき行った以上の説明により、ポンプユニット3の操作の形式と利点が明らかである。]
[0041] フィード分岐路9と送出分岐路10とが少なくとも部分的にフランジ18に配置されているので、過圧弁23とバイパス弁24とを自動車メーカーの必要に応じてフランジ18に配置することができ、従って、結果として前フィードポンプ4のヴァリエーションの数を減らすことになる。]
[0042] その結果、前フィードポンプ4の大量生産、保管、顧客への供給は極めて簡単になる。]
[0043] ここに記載した高圧ポンプは、添付の請求項の範囲から逸脱することなく変更されることがあることは自明である。例えば、ポンプユニット3は、高圧ポンプ5のポンプ本体16と、フランジ18とによってのみ形成されても良く、この場合、前フィードポンプ4は外部の管路を介して高圧ポンプ5に連結することができる。]
权利要求:

請求項1
内燃機関の燃料噴射システム(1)のためのポンプユニットであって、ポンプユニット(3)は、燃料フィード回路(2)に沿って配置されていて、前フィードポンプ(4)と、ポンプ本体(16)を有した高圧ポンプ(5)と、前記ポンプ本体(16)に接合されたフランジ(18)とを有しており、前記フィード回路(2)は、前フィードポンプ(4)のフィード分岐路(9)と送出分岐路(10)とを有している形式のものにおいて、前フィードポンプ(4)のフィード分岐路(9)と送出分岐路(10)とが少なくとも部分的に、高圧ポンプ(5)のフランジ(18)内に形成されていることを特徴とする、内燃機関の燃料噴射システムのためのポンプユニット。
請求項2
フィード回路(2)が、前フィードポンプ(4)のフィード分岐路(9)と送出分岐路(10)との間に配置されたバイパス分岐路(20)を有しており、該バイパス分岐路(20)は前記フランジ(18)内に形成されている、請求項1記載のポンプユニット。
請求項3
フィード回路(2)が、バイパス分岐路(20)に沿って配置された過圧弁(23)を有しており、該過圧弁(23)は、所定の圧力を超えた燃料を送出分岐路(10)からフィード分岐路(9)へと放出するように構成されている、請求項1又は2記載のポンプユニット。
請求項4
前記過圧弁(23)が前記フランジ(18)内に収容されている、請求項3記載のポンプユニット。
請求項5
フィード回路(2)が、前記過圧弁(23)に対して並列にバイパス分岐路(20)に沿って配置されたバイパス弁(24)を有しており、該バイパス弁(24)はフィード分岐路(9)を送出分岐路(10)に直接接続するように構成されている、請求項1から4までのいずれか1項記載のポンプユニット。
請求項6
バイパス弁(24)が前記フランジ(18)内に収容されている、請求項5記載のポンプユニット。
請求項7
前記バイパス分岐路(20)が、前記フランジ(18)内に形成された複数の孔(32,34,35,36,37)に沿って延びている、請求項2から6までのいずれか1項記載のポンプユニット。
請求項8
送出分岐路(10)が燃料フィルタ(8)に接続されている、請求項1から7までのいずれか1項記載のポンプユニット。
請求項9
送出分岐路(10)が、前記フィルタ(8)の下流側で前記フランジ(18)に接続されている、請求項8記載のポンプユニット。
請求項10
前フィードポンプ(4)が、高圧ポンプ(5)のポンプ本体(16)に接合されている、請求項1から9までのいずれか1項記載のポンプユニット。
請求項11
前フィードポンプ(4)が別のポンプ本体(14)を有しており、フィード分岐路(9)と送出分岐路(10)とが、ポンプ本体(16)と別のポンプ本体(14)とを部分的に通って延びている、請求項1から10までのいずれか1項記載のポンプユニット。
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同族专利:
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CN101960136B|2012-09-05|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-06-14| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120614 |
2012-06-22| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120621 |
2012-11-19| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121116 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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